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刺青除去は、入っている色や場所、大きさや深さなど、またいつまでに消したいかなどの条件により治療を考える必要があります。
刺青を除去する治療には、大きく2つの方法があります。
Ⅰ.レーザー
Ⅱ.手術
Ⅰ.レーザー
刺青のレーザー治療は手軽に開始できますが、刺青の種類や個人の体質などにより、複数回の照射が必要な場合があります。
当院では、主にQスイッチヤグレーザーを刺青のレーザー治療に用いていますが、実際に治療した患者様において、1回のレーザー照射で終了した方もいれば、刺青の大きさや深さ、色の種類によっては、かなりの照射回数がかかってしまった方もいます。
レーザーの適応:
1.徐々に消したい方
2.黒・茶・青などの色を中心に入れている方
3.スジ彫りの方
4.通院が可能な方
5.切開跡を残したくない方
Ⅱ.手術
刺青治療のもうひとつの方法は、手術です。当院の場合、手術治療の利点は、必ず刺青が消えるということです。
しかし、これも必ずですが、傷痕(瘢痕)が残るというデメリットがあります。
刺青の手術治療では、刺青の大きさにより1回で終了することもあれば、数回に分けて切除することもあります(分割切除)。
手術の適応:
1.すぐに取りたい方
2.広範囲でない方
3.赤や緑などの色が入っている方(レーザーの反応が悪い)
4.通院が困難な方
大変残念なことですが、大変重要なことは、刺青とは、皮膚の真皮層に人工的な色素が強く沈着した状態ですので、いずれの治療後も刺青を入れる前のようなキレイな皮膚の状態に戻すことはできないということです。
つまり、“刺青を消したい”“傷は仕方ない”と思えてはじめて、刺青除去の治療は始まるのです。
※刺青の状態によっては、レーザーと手術をコンバインして(組み合わせて)治療することもあります。
最新症例
症例1
右下腿部の刺青を手術で除去したケース
彫師さんが入れた長さ13cmの刺青
刺青は除去され、問題なく軽快しました。約5年後、瘢痕は残っていますが、刺青除去の跡とはわからない状態です。
手術による刺青除去では、必ず瘢痕(傷跡)が残ってしまいますが、このようにケースによっては刺青があったことがわからなくなることも多く、それが手術の利点でもあります。
刺青除去をご検討している方は、どうぞお気軽にご相談下さい。
![]() 手術前 |
![]() 手術前(デザイン) |
![]() 手術後(縫合直後) |
![]() 5年経過後 |
症例2
右足首の刺青を手術で除去したケース
大きさは5×10cm大でした。
![]() 手術前 |
![]() 手術直後 |
![]() 抜糸直前 |
![]() 約半年後 |
約半年後、縫合部の問題もなく順調に軽快している。
症例集
症例1
前腕の刺青をレーザーで除去したケース
計3ヶ所の素人彫り(自彫り)ですが、2ヶ所は1回のレーザー照射で薄くなりました。
残り1ヶ所は、あと数回の照射を予定しています。
このように、刺青の大きさや深さにより、照射回数は異なります。
![]() レーザー照射前 |
![]() レーザー照射直後 |
![]() レーザー照射後 1回照射後約3ヶ月 |
術中動画
症例2
左下腿の刺青をレーザーで除去したケース
この症例では、1回のレーザー照射で薄くなりました。
刺青の大きさや深さにより、照射回数は異なります。
もう数回のレーザー照射でほぼ目立たなくなると思われます。
![]() レーザー照射前1 |
![]() レーザー照射前2 |
![]() レーザー照射直後 |
術中動画
症例3
レーザーと手術の両方で除去したケース
左手小指の刺青をレーザーで治療し、右手環趾の刺青を手術で除去しました。
右手環趾の刺青はすぐに除去したいとのことで、手術的方法を用いました。
![]() 治療前 |
![]() 手術中 右手環趾の刺青を除去したところ |
![]() 治療直後 |
治療後約3週間
左小指は今後さらにレーザー治療を継続する必要があります。
右小指は手術後の色素沈着が見られますが、徐々に回復すると思われます。
このように、レーザーと手術、それぞれの長所短所がありますので、ご相談下さい。
![]() 治療後約3週間 |
症例4
右上腕部の刺青を手術で切除したケース
このケースでは、皮膚移植を行いました。
移植した皮膚は、ソケイ部の皮膚です。
移植直後は痛々しく見えますが、次第になじんできます。
約6年後の状態では、刺青はほぼすべて除去でき、術後の経過も良好でした。
ピンポイントで浮き出てきた刺青をさらにレーザーで除去し、完全に刺青を消しました。
ご本人にも大変満足していただけました。
![]() 手術前 |
![]() 手術中1 |
![]() 手術中2 |
![]() 手術直後 |
![]() 手術から約6年半後 |
術中動画
このケースでは刺青が広範囲に入っており、しかも赤や黄色や緑などの色が使われていました。
この患者様は、一度にすべてを刺青を除去しなければならない理由があり、皮膚移植を含めた刺青除去を行いました。
このように手術では、皮膚移植が必要なケースもありますので、ご相談下さい。
症例5
左手示指と環指の刺青を手術で除去したケース
指の2箇所の刺青を手術で除去しました。
傷跡に関しては、3~6ヶ月経つと薄くなっていきます。
![]() 手術前1 |
![]() 手術前2 |
![]() 手術中1 |
![]() 手術中2 |
![]() 抜糸直後 |
左手の示指と環指2箇所の刺青をすべて除去できました。
これから徐々に傷跡は薄くなると思われます。