概要
腋臭症(わきが・多汗症)の手術を行っております。
局所麻酔を使った日帰り手術です。
保険適応です。
腋臭症の手術治療は多種ありますが、当院では剪除法(皮弁法)※を行なっております。
※剪除法(皮弁法)とは、皮膚を切開し、直視下にアポクリン汗腺を取り除く方法です。
ただし、この手術方法においても、アポクリン汗腺を全て除去することはできません。
手術目安時間は120分程度です。
費用について
種類 | 費用 |
---|---|
腋臭症(わきが・多汗症)の手術 | 本人負担額は両側で40,000円前後 (保険適応3割負担の方) |
下記の「重要事項説明書/承諾書」をお読みになり、カウンセリングおよび施術をお受け下さい。
症例集
症例1
両脇を手術しました。
手術後、これから徐々に傷跡は目立たなくなっていきます。

手術前
腋臭症手術(皮弁法)のデザイン

手術中
局所麻酔注射

手術中
皮膚切開

手術中
皮弁を裏返し、アポクリン汗腺を切除。

手術中
切除終了直後

手術中
皮膚縫合1

手術中
皮膚縫合2

手術中
縫合直後
【 アポクリン汗腺の切除 】

皮弁を裏返したところ

アポクリン汗腺を切除しているところ

アポクリン汗腺が切除された状態
このように、直視下にアポクリン汗腺を確認し、確実にハサミで切除することにより、腋臭が少なくなり、腋臭症の悩みは解消されます。
症例2
両脇を手術しました。

左側(デザイン)

切開
アポクリン腺と毛根を多数認める

手術中
アポクリン腺と毛根を直視下に切除

手術中
切除したところ

手術後
ドレーン(血抜きの管)を挿入
症例3(腋臭症の傷跡)
手術後約3年の症例です。
通常、腋臭症手術には醜状瘢痕(きたない傷跡)が残りますが、このケースでは、醜状瘢痕となっておりません。
このように、手術後、年数が経過すると、傷がキレイになっていくケースもございます。
※このようなケースは一般的ではなく、通常は醜状瘢痕が残るとお考えの上、手術をお受け下さい。

左側

右側
症例4(アポクリン汗腺の切除をしている映像)