陥入爪手術の症例をご紹介いたします。
症例21
両足第I趾陥入爪のケース
こうした変形の強い陥入爪の場合は、陥入爪の処置をするのはもちろんのこと、爪の変形を矯正することも必要です。
この症例では、爪が浮かないように縫合処置も行いました。
![]() 手術前 両足第I趾 |
![]() 手術前 右第I趾 |
![]() 手術前 両足第I趾 |
![]() 手術直後 左第I趾 |
![]() 手術直後 左第I趾の矯正 |
![]() 手術後14日後 両足第I趾 |
![]() 手術後14日後 左第I趾 |
![]() 手術後14日後 右第I趾 |
症例22
右第I趾陥入爪のケース
爪の変形が強い特殊なケースです。
フェノール法では一般的に縫合はしませんが、このように変形している場合は縫合処置を加えることがあります。
![]() 手術前 |
![]() 手術中 縫合処置 |
![]() 14日後、軽快しました。 |
症例23
右第I趾陥入爪のケース
この症例では変形の強い陥入爪のため、陥入爪の処置に加えて、爪の変形を矯正(爪が浮かないように縫合処置)を行いました。
![]() 手術前 |
![]() 手術前 陥入した爪により、強い痛みを 生じている状態です。 |
![]() 手術直後 縫合処置1 |
![]() 手術直後 縫合処置2(正面から) |
症例24
右第I趾陥入爪のケース
この症例では、炎症や化膿や不良肉芽を起こし腫れ、強い痛みが生じた状態です。
当院にてフェノール法で処置を行いました。
![]() 手術前 |
![]() 手術直後 |
症例25
右第I趾陥入爪のケース
この症例でも、炎症や化膿や不良肉芽を起こし腫れ、強い痛みが発生しています。
当院にてフェノール法で処置を行いました。
2週間後、来院されたときは問題無く軽快していました。
![]() 手術前 |
![]() 手術直後 |
![]() 約2週間後 |
症例26
右第I趾陥入爪のケース
![]() 手術前 |
![]() 手術直後 |
![]() |
約1ヶ月後
![]() |
再発防止の方法
陥入爪手術後、1~2週して腫れや痛みが落ち着いたら、再発防止にコットンやウェットティッシュなどを適切に切って、爪と皮膚の間に詰めるとよいです(この処置は夜寝る前だけでもよいです)。ポイントは、爪の角に上手に詰めることです。
症例27
右第I趾陥入爪のケース
![]() 手術前 |
![]() 手術直後 |
![]() 約2週間後 |
症例28
左第I趾陥入爪のケース
保存的治療を色々試みたが軽快せずに手術したケース
![]() 手術前 炎症で腫れや痛みが強い状態 |
![]() 手術後(6ヶ月後) 痛み無く軽快しました。 |
症例29
左第I趾陥入爪で軽快したケース
フェノール法で手術をして、このように軽快しました。
手術前は両側とも炎症があり、歩行時に痛みが強くありましたが、手術約1年後には陥入爪が軽快し痛みは無くなりました。
このようにフェノール法で手術をすることで、痛みから開放されるケースが多々有ります。
![]() 手術前 |
![]() 手術後(約1年後) |
症例30
左第I趾陥入爪のケース
![]() 手術前 |
![]() 手術前2 |
![]() 手術直後 |
症例の続きはこちらです。
陥入爪(巻き爪)に関するよくあるご質問
Q. 手術は痛みはありますか?
A. 根元にブロック麻酔を行いますので、麻酔の注射のときに痛みがありますが、術中はほとんど痛みません。患部を触られている感覚はあります。
Q. 手術後は痛いですか?
A. 手術後は個人差もありますが、痛みはあります。痛み止めの内服薬を処方しますので、痛み自体はそれで緩和されます。
ただ、フェノール法の場合は術後の痛みが少ないことが多いです。
Q. 手術時間はどれくらいですか?
A. 麻酔が効いてから10分程度です。
Q. 手術後の注意点は?
A. 手術後には少量出血することもありますのが、患部をよく洗浄することをおすすめします。
手術当日からシャワー浴が可能ですので、患部をシャワーのぬるま湯でよく洗い、外用薬を塗り、ガーゼで保護する処置をして下さい。処置は3日程度で十分です。
Q. 当日は何か持ち物は必要ですか?
A. 必要ありません。ドレッシング(包帯を巻く)のため、来院されるときは大きめの靴やサンダルで来て下さい。
Q. 糖尿病などの持病がある場合は手術は可能ですか?
A. 可能です。その際は飲んでいるお薬の名前を教えて下さい。
また、糖尿病の方や慢性動脈閉塞症などの血行障害のある方は、手術後の治りが遅い場合があります。
主に千葉県と東京都から患者様が多く来院されます。
陥入爪(巻き爪)でお困りの方はお気軽にご相談下さい。