花粉症注射の禁忌及び副作用について

花粉症注射の禁忌及び副作用について


禁忌(次の患者又は部位には投与しないこと)
1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.感染症のある関節腔内、滑液のう内、腱しょう内又は腱周囲[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
3.動揺関節の関節腔内[関節症状が増悪するおそれがある。]

原則禁忌(次の患者には投与しないことを原則とするが、特に必要とする場合には慎重に投与すること)
1.有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫機能抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。]
2.消化性潰瘍の患者[粘膜防御能の低下等により、消化性潰瘍が増悪するおそれがある。]
3.精神病の患者[中枢神経系に影響し、精神病が増悪するおそれがある。]
4.結核性疾患の患者[免疫機能抑制作用により、結核性疾患が増悪するおそれがある。]
5.単純疱疹性角膜炎の患者[免疫機能抑制作用により、単純疱疹性角膜炎が増悪するおそれがある。]
6.後のう白内障の患者[水晶体線維に影響し、後のう白内障が増悪するおそれがある。]
7.緑内障の患者[眼内圧が上昇し、緑内障が増悪するおそれがある。]
8.高血圧症の患者[ナトリウム・水貯留作用等により、高血圧症が増悪するおそれがある。]
9.電解質異常のある患者[ナトリウム・水貯留作用等により、電解質異常が増悪するおそれがある。]
10.血栓症の患者[血液凝固促進作用により、血栓症が増悪するおそれがある。]
11.最近行った内臓の手術創のある患者[創傷治癒を遅延するおそれがある。]
12.急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある。]

重大な副作用
1.誘発感染症、感染症の増悪
誘発感染症、感染症の増悪があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
2.続発性副腎皮質機能不全、糖尿病
3.消化性潰瘍、膵炎
4.精神変調、うつ状態、痙攣
5.骨粗鬆症、大たい骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパシー
6.緑内障、後のう白内障
連用により眼内圧亢進、緑内障、後のう白内障を来すことがあるので、定期的に検査することが望ましい。
7.血栓症
8.ショック、アナフィラキシー様症状
ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
9.喘息発作の増悪
気管支喘息患者の喘息発作を増悪させることがあるので、十分注意すること。
10.失明、視力障害
頭頸部(頭皮、鼻内等)への注射により、網膜動脈閉塞が生じ、失明、視力障害があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。